まーさん超訳『竹取物語』~たけとりの翁とかぐや姫②~
今日は曇り日のせいか、一段と寒い気がします――
先日22日・23日。まーさんと息子は、以前当ブログでも紹介しました「21か国語で話そう」クラブの合宿に参加しました。150人ほどが集まり、多言語ゲームやダンス、CDに合わせての多言語発話、国際交流についての体験シェアなど、盛りだくさんの内容で有意義な時間を過ごすことができました。いつも思うことですが、「言葉の習得」には「互いを認め合うフラットで温かい人間関係」が必要不可欠であり、逆に世界中のあらゆる人々と「フラットで温かい人間関係」を構築するためには「言葉(多言語)の習得」が必要不可欠であるとも思います。そんなことを改めて認識した二日間でした。
そして24日イヴの日は、「21か国語で話そう」クラブのクリスマス会がありました。小学生たちが司会を担当し、クリスマスソングに合わせてのダンスや特技披露、アメリカやフランスに留学していた高校生の「各国のクリスマス事情」話、多言語聞き取りクイズなどで盛り上がり、ワイワイととても楽しい時を過ごしました。
さらに昨日25日は、まーさん家族のクリスマス会。自宅でみんなの好きなお料理やワイン、ケーキを囲んでこれまたゆったりと、楽しいひと時を過ごすことができました。
クリスマスも終わり、これからはお正月に向けての準備です。本当に、年末は行事が多くて目が回りますね(楽しいですけど^^)
特にまーさん宅は、まーさんと息子の誕生日が1月なので、
☆クリスマス
☆お正月
☆まーさん&息子の誕生会
☆バレンタインデー&ホワイトデー
のような感じで、冬はイベントだらけ(^^ゞ
体調を崩さないように気を付けつつ、今冬も沢山のイベントを楽しみたいと思います。
◇
バタバタの毎日で、ブログ更新まで大分日が空いてしまいましたが(汗)、『竹取物語』の続き、参りたいと思います。
『竹取物語』~たけとりの翁とかぐや姫②~
たけとりの翁は、その後も長いこと竹を取り続けていた。
そして竹の中には、なぜか決まって黄金が入っていた。
そんなわけで翁は、だんだんと勢いの盛んな
大金持ちになっていったのである。
そうしているうちに、この可愛らしい竹から生まれた子が
たいそう大きくなったので、
祭祀をつかさどる一族・御室戸斎部の秋田(みむろといんべのあきた)を呼んで、
名前をつけさせることにした。
秋田はこの子に「なよ竹のかぐや姫(しなやかな竹のような光かがやく姫)」
という名前を付けた。この名づけの式の三日間は、それはもう盛大に酒盛りをし、
ありとあらゆる音楽を奏し、歌を歌ったそうな。
そして、男であれば誰でも招き集めて、
とにかくたいそうな勢いで管弦の催しをしたのだった。
この世の男たちは、身分の高い者も低い者も、
「何とかしてこのかぐや姫を手に入れたいものだ、妻としたいものだ」と、
かぐや姫のうわさを聞いて憧れ、心を乱す。翁の家の垣根辺りや家の門にも、
そこにいる人すら容易く見ることができようはずもないのに、
男たちは夜も心静かに寝ることが出来ず、闇夜にも出かけて行き、
垣根に穴を開けて覗き見たりして、誰も彼もが心を乱している。
その時から、求婚のために女の処に忍んでいくことを
「よばい」と言うようになったそうな。
次回は、当代の色好み・五人の貴公子が登場してきます。
さて、いかなる五人なのでしょうか――?
参考文献
*『日本古典文学全集8 竹取物語 伊勢物語 大和物語 平中物語』(小学館)
*『岩波古語辞典』(大野晋 佐竹昭広 前田金五郎 編)

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先日22日・23日。まーさんと息子は、以前当ブログでも紹介しました「21か国語で話そう」クラブの合宿に参加しました。150人ほどが集まり、多言語ゲームやダンス、CDに合わせての多言語発話、国際交流についての体験シェアなど、盛りだくさんの内容で有意義な時間を過ごすことができました。いつも思うことですが、「言葉の習得」には「互いを認め合うフラットで温かい人間関係」が必要不可欠であり、逆に世界中のあらゆる人々と「フラットで温かい人間関係」を構築するためには「言葉(多言語)の習得」が必要不可欠であるとも思います。そんなことを改めて認識した二日間でした。
そして24日イヴの日は、「21か国語で話そう」クラブのクリスマス会がありました。小学生たちが司会を担当し、クリスマスソングに合わせてのダンスや特技披露、アメリカやフランスに留学していた高校生の「各国のクリスマス事情」話、多言語聞き取りクイズなどで盛り上がり、ワイワイととても楽しい時を過ごしました。
さらに昨日25日は、まーさん家族のクリスマス会。自宅でみんなの好きなお料理やワイン、ケーキを囲んでこれまたゆったりと、楽しいひと時を過ごすことができました。
クリスマスも終わり、これからはお正月に向けての準備です。本当に、年末は行事が多くて目が回りますね(楽しいですけど^^)
特にまーさん宅は、まーさんと息子の誕生日が1月なので、
☆クリスマス
☆お正月
☆まーさん&息子の誕生会
☆バレンタインデー&ホワイトデー
のような感じで、冬はイベントだらけ(^^ゞ
体調を崩さないように気を付けつつ、今冬も沢山のイベントを楽しみたいと思います。
◇
バタバタの毎日で、ブログ更新まで大分日が空いてしまいましたが(汗)、『竹取物語』の続き、参りたいと思います。
『竹取物語』~たけとりの翁とかぐや姫②~
たけとりの翁は、その後も長いこと竹を取り続けていた。
そして竹の中には、なぜか決まって黄金が入っていた。
そんなわけで翁は、だんだんと勢いの盛んな
大金持ちになっていったのである。
そうしているうちに、この可愛らしい竹から生まれた子が
たいそう大きくなったので、
祭祀をつかさどる一族・御室戸斎部の秋田(みむろといんべのあきた)を呼んで、
名前をつけさせることにした。
秋田はこの子に「なよ竹のかぐや姫(しなやかな竹のような光かがやく姫)」
という名前を付けた。この名づけの式の三日間は、それはもう盛大に酒盛りをし、
ありとあらゆる音楽を奏し、歌を歌ったそうな。
そして、男であれば誰でも招き集めて、
とにかくたいそうな勢いで管弦の催しをしたのだった。
この世の男たちは、身分の高い者も低い者も、
「何とかしてこのかぐや姫を手に入れたいものだ、妻としたいものだ」と、
かぐや姫のうわさを聞いて憧れ、心を乱す。翁の家の垣根辺りや家の門にも、
そこにいる人すら容易く見ることができようはずもないのに、
男たちは夜も心静かに寝ることが出来ず、闇夜にも出かけて行き、
垣根に穴を開けて覗き見たりして、誰も彼もが心を乱している。
その時から、求婚のために女の処に忍んでいくことを
「よばい」と言うようになったそうな。
次回は、当代の色好み・五人の貴公子が登場してきます。
さて、いかなる五人なのでしょうか――?
参考文献
*『日本古典文学全集8 竹取物語 伊勢物語 大和物語 平中物語』(小学館)
*『岩波古語辞典』(大野晋 佐竹昭広 前田金五郎 編)

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