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「さのまる」くんで人気急上昇?!~栃木県佐野市~

GWの前半が過ぎ、今日の関東地方はあいにくの雨模様ですが、
皆様いかがお過ごしでしょうか。

まーさん家族は一昨日、栃木県佐野市に遊びに行きました。
我が実家が佐野市からほど近いため、
実家に行くついでに足を延ばして佐野市観光、というわけです。

佐野といえば、

佐野厄除け大師(関東の三大師の一つ)
佐野プレミアム・アウトレット
佐野ラーメン
三毳山(みかもやま。『万葉集』に出てきます)

あたりが有名でしょうか。
最近では、2013年ゆるキャラグランプリ第1位に輝いた
さのまる」くんも、佐野のシンボルとして人気急上昇ですね。

そんな佐野観光の様子を、今日は写真と共に、ご紹介したいと思います。


               ◇


まーさん宅の最寄り駅から佐野までは、およそ電車で2時間。
途中の栃木駅で、電車の乗り継ぎ待ち時間があり、
そこで栃木名物?のレモン牛乳と、お団子を買って食べ、
早くもちょっとした観光気分にひたりました。

栃木駅から佐野駅までは、両毛線という電車を使います。
「下毛(しもつけ。現栃木県)」と「上毛(かみつけ。現群馬県)」
を結ぶ路線、という意味で「両毛」と言うのでしょう。

4両の小ぢんまりとした電車でして、鉄オタの夫は
「お~~俺の好きな115系!これは昭和50年代の電車なんだよ。」
と言って、写真をパシャパシャ撮っていました(笑)
車窓から見える山々と田畑。
麦の穂が風に揺れて、心がなごみます。

ということで、佐野に到着。
ちょうどお昼時ですので、駅前の観光案内所で、
佐野ラーメンのお店を物色します。
ラーメンマップと共に、
それそれの店のラーメンサンプルも置いてあり(驚)、
どんなラーメンなのか具体的にイメージできるようになってます。

まーさんはなるべく駅近のところが良いと思い、
ネットで調べた「日光軒」というお店に入りました。
店内はおしゃれなカフェ風で、
女性客一人でも入りやすい雰囲気です。
観光案内所の方に美味しいと聞いた
「チャーシューメン」と「ギョウザ」を頼み、しばし待ちました。
そして出て来たのがこちらです。

IMG_0494_convert_20140430103402.jpg 
焼き餃子3個(5個もあります)
ギョウザが向こう側に寄っちゃいました(^^ゞ


IMG_0495_convert_20140430103444.jpg 
透き通ったスープが特徴の佐野ラーメン。味は濃厚です。
写真では見えませんが、麺はこれまた特徴的な平麺です。



お腹いっぱい。満足して次は「佐野厄除け大師」に向かいました。
途中、昔懐かしいおもちゃ屋さんがあり、
息子はお約束通り、食いつきました(笑)
とても親切なご主人とあれこれ歓談し、
息子は拳銃のオモチャを買って大満足の様子でした。

IMG_0496_convert_20140430103521.jpg 
おもちゃ屋さんではありませんが、佐野の古い街並みをばご紹介。
城下町らしい風情です。



しばらく歩くと「佐野厄除け大師」が見えてきました。
平日ですが、お参りの方々、バスでいらした観光客でにぎわっていました。

IMG_0499_convert_20140430103555.jpg 

IMG_0500_convert_20140430103658.jpg 


お参りを済ませて今度は、大師様の向かい側にある
「佐野観光物産会館」へ。
佐野市のお土産がずらりと並んでいます。
例の「さのまる」くんグッズもたくさん。
まーさんも記念に「さのまる」くんのお菓子とメモ帳を買いました。

ラーメンどんぶりをかぶり、額にはラーメンの髪の毛。
腰に佐野名物「いもフライ」を差したお侍さんの「さのまる」くんは
目がクリっとしてとてもかわいらしいです。
これからどんどん人気が出て、街の活性化につながると良いですね。


こんな感じで佐野観光は終了。
この後再び電車に乗って、まーさんの実家へと向かいました。


実家での様子(特に父のコレクションの真空管アンプなど)も
ご紹介したいと思ったのですが、
長くなりましたので、それはまた次回に譲ります!




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まーさん超訳『竹取物語』~かぐや姫帝の召しに応ぜず昇天す⑧~

またもやブログ更新が遅くなってしまいました・・・汗
ちょっと反省のまーさんであります((+_+))

ところで。
一昨日は、夫の誕生日でした。
皆の好きなお料理とケーキでお祝いしました^^

IMG_0482_convert_20140420114114.jpg
銀座「風●堂」のフルーツケーキ。果物大好き家族です^^
ロウソクはとりあえず5本にしてみました~~

IMG_0477_convert_20140420114157.jpg
息子からの誕生日プレゼント。ブドウ好きのお父さんへ。

本人は、
「ああ、もうこんな年かあ。」
としみじみしていましたが(苦笑)
生きていることはそれだけで有難いことですので、
まーさんにとって誕生日とは、
「たいへん有難いお祝い」なのでございます。
それに、年を取るって
そんなに悪いことではないと思うのです。
何だか余計なものがどんどんそぎ落とされて、
楽になるというか・・・
皆様はいかがですか?


そして昨日は、息子の授業参観・懇談会がありました。
合わせて夕方から、今年度のPTA役員の割り振り
(誰がどの委員会に所属するか)を決める会合がありました。
まーさんは総務委員会に決まったのですが、
な、ナント・・・
今度はジャンケンで大・大・大敗し、
総務委員長になってしまいました(涙)

総務委員長は、年に何度もある理事会・総会で、
司会をしなければなりません。
人前で喋るのが得意だと、
周囲の人には思われているまーさんですが、
実は人見知りで、喋りが苦手なのであります。
「ウソ~~~~~!!!」
と、みんな言いますがホントなのよ!!信じて・・・

委員長なんて子供の時以来やったことありませんし、
そんな取りまとめ役、まーさんにできるのかしら(@_@)

まあ、こんな愚痴をグダグダ言っても仕方がないので、
(皆さまスイマセン・・・)
委員の方々と協力して楽しい活動になるよう、
上手く盛り上げていければと思います――(ちょっと不安)



                 ◇



まーさん超訳『竹取物語』
~かぐや姫帝の召しに応ぜず昇天す⑧~



《あらすじ》
このこと(かぐや姫が月に帰ってしまうこと)を帝がお聞きになり、竹取の翁の家に御使いを差し向わせる。翁は御使いの者にお会いになり、泣くことは留めようもない。

姫が月に帰ってしまうことを嘆くうち、翁の髭は白くなり、腰もかがまり、目もただれてしまったとか・・・翁は今年で五十歳ほどではあったが、かぐや姫のことで思い悩み、瞬時にして年老いてしまったようである。

御使いは、「帝からの仰せごと」と言って翁に言う。
「『たいそう心を痛め、思い悩んでいるというのはまことか』と仰せになっておられます。」
竹取の翁は、泣く泣く申し上げる。
「今月の十五日に、月の都の人が、かぐや姫を迎えに参上するとのことです。帝には、恐れ多くもこのことをお尋ね下さり、本当に有難く思います。この十五日には、ぜひ御家来の方々を賜り、月の都の人が参上したならば、捕えさせていただきたく存じます。」

御使いは内裏に帰参し翁の様子をお話し、翁が奏上したあれこれを申し上げた。それを帝がお聞きになられて仰る。
「一目お見かけしただけのわたくしでさえ、忘れることが出来ないのに、明け暮れ見慣れているかぐや姫を月の都にやってしまう翁の気持ちは、一体どれ程のものだろう――」

その十五日。帝はそれぞれの司(つかさ。役所)にご命令になり、勅使として中将・高野のおおくにを指名し、六衛の司(ろくえのつかさ。宮中を守る六つの役所)合わせて二千人の家来を、竹取の翁の家に派遣なさった。家来達は家に到着すると、築地の上に千人、建物の上に千人、翁の家の使用人達も大勢いるのに合わせて、空いている隙間もないほどに守らせる。この家の使用人達も、帝のご家来同様、弓矢を携帯し、一部の者は築地や建物から降りて、屋内にいる嫗たちを順番に守る。

嫗は、塗籠(ぬりごめ。明かりとりの窓と出入口しかない部屋。物置に使用)の中で、かぐや姫を抱きかかえていた。翁も、塗籠の戸を閉ざして戸口を守っている。

翁が言う。
「これほどに守っているのだから、天の人にも負けることがあろうか、いや絶対にあるまい!」
こう言って、建物の上にいる人々にも
「少しでも何かが空を走ったならば、すぐに射殺して下さい!」
と言う。
守る人々が言う。
「これほどにして守る所に、蝙蝠(こうもり)一匹でも現れたらならば、まっさきに射殺して、外にさらしてやろうと思います!」
翁はこれを聞き、頼もしく安心した気持ちでそこにいる。




このやり取りを聞いたかぐや姫は・・・
次回に続きます。



参考文献
*『日本古典文学全集8 竹取物語 伊勢物語 大和物語 平中物語』(小学館)
*『岩波古語辞典』(大野晋 佐竹昭広 前田金五郎 編)



翁の様子が何とも哀れです・・・
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まーさん超訳『竹取物語』~かぐや姫帝の召しに応ぜず昇天す⑦~

昨日、遅ればせながら、映画「LIFE」を観ました。
一言で感想を述べますと、
非常に“今日的なテーマ性”を感じる映画でした。

「思い切った人生を送りたいと思いながらも
そうしていない人を描いた、
一味違うストーリーを語りたいと思った。」と、
監督(兼主人公を演じる)ベン・スティラーは、
インタビューの中で述べています。

主人公が旅する
グリーンランド・アイスランド・アフガニスタン等の映像は、
人を寄せ付けない圧倒的な大自然に満ち溢れ、
観ているまーさんは、
それだけで胸がいっぱいになってしまいました。

シャーリー・マクレーン演じる母とウォルターとの、
さり気なくも深い家族愛。
ショーン・ペン演じる孤高のカメラマンの、
クールかつユーモラスな生き様。
ウォルターが密かに思いを寄せる女性・シェリルの、
家族と恋と仕事を巡る心の揺れ。
どれも私達の人生の、どこかに共鳴するものを感じさせます。

本映画「LIFE」のキャッチコピーは、
「生きている間に、生まれ変わろう」です。
様々な意味で、地球全体が価値観の転換を迫られている今、
我々は既存の価値観を一度疑い、そこから抜け出す勇気を持ち、
新しい自分・新しい人間観を構築する時に来ていると言えましょう。
我々を縛るものは実は何もない、
ただ既存の価値観に縛られた自分がそこにいるだけなのだと、
この映画は語っています。

「僕にとって意味があるのは、何かを思い切ってやるということ。
今という瞬間をもっと楽しみたいから。」
監督ベン・スティラーの言葉は、
いま地球に生きる人々すべてに向けての、
強烈なメッセージのようにも捉えられます。

ショーン・ペン演じるカメラマンが、
ヒマラヤでファインダーを覗きながらつぶやく言葉が、
まーさんには非常に印象的でした。
「生きるとはそういうことかもしれない」と強く思いました。
一体どのような言葉か気になりましたら
(そしてまだ映画をご覧になっていませんでしたら)
ぜひ映画を観ていただきたいと思います^^





                ◇






まーさん超訳『竹取物語』
~かぐや姫帝の召しに応ぜず昇天す⑦~





《あらすじ》
八月十五日にほど近い月の晩、かぐや姫は部屋の外に出て座り、たいそうひどくお泣きになる。今はもう以前とは違い、人目もはばからずお泣きになる。これを見て親達も、
「いったい、どうしたのですか。」
と尋ね騒ぐ。かぐや姫は泣きながら言う。

「前々から申し上げようと思っておりましたが、もしそうすれば、必ずお二人のお気持ちが混乱なさるだろうと思って、今まで黙って過ごしてまいりました。けれども、いつまでもそうしているわけにはまいりません。本当のことを打ち明けます。わたくしは、この人間世界の者ではございません。月の都の人なのでございます。そうではありますが、前世の宿縁によって、この世界に参上したのです。しかし今、月に帰らねばならない時が来てしまいました。今月の十五日、あの元の国、月から人々が迎えに参上することになっています。これは避けることの出来ない定めです。どうしてもここを去らねばなりませんので、お二人がきっとお嘆きになるだろうと思うと悲しく、わたくしもまたこの春よりそのことを思い、ずっと嘆いていたのでございます。」

こう言って、姫がひどく泣くのを見て翁は、
「これは――何ということを仰るのですか!竹の中からわたくしが見つけたあなたは、最初は菜種ほどの大きさでいらっしゃいました。しかし今や、わたくしの身の丈と並ぶくらいまでにお育て申しました。その我が子を、誰が迎えに来るというのですか!どうしてそんなことが許せましょう。絶対に許せません!」
と言い、
「わたくしの方こそ死んでしまいたい。」
と言って泣き騒ぐ様子を見ると、姫の心はつぶれそうになる。

かぐや姫は言う。
「わたくしには、月の都に実の父母がおります。ほんのわずかの間といって、かの国からこちらに参上いたしましたが、このようにこの世界で、多くの年月を経てしまいました。月の国の父母のことは全く覚えておりません。ここで、こうして長い間、楽しい時を過ごさせていただき、こちらの暮らしにすっかり慣れ親しんでまいりました。ですから生まれ故郷に帰ると申しましても、少しも嬉しい気持ちがいたしません。悲しいばかりでございます。ですが、このことについては、わたくしの心のままにはならず、不本意ながら、お二人のもとを去らねばならないのです。」

こう言って姫は、翁や嫗と一緒になってひどく泣く。
使用人達も、長年慣れ親しんできたかぐや姫とお別れせねばならないことを思い、姫の気立てが高貴で可愛らしかったことをずっとご覧になってきたため、姫を恋しく思う気持ちがどうにも堪えがたく、湯水を飲むことも出来ないほど、翁・嫗と同じ心持ちで嘆き合うのだった。




別れは刻一刻と近づき・・・
次回に続きます。



参考文献
*『日本古典文学全集8 竹取物語 伊勢物語 大和物語 平中物語』(小学館)
*『岩波古語辞典』(大野晋 佐竹昭広 前田金五郎 編)




かぐや姫=「氷の美女」ではなかったの??
何が彼女を変えたのか・・・

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まーさん超訳『竹取物語』~かぐや姫帝の召しに応ぜず昇天す⑥~

今日は息子の小学校で、今年度のPTA役員選出会がありました。

今は少子化の影響でしょうか、
近隣の小学校のほとんどが、6年間に必ず一回は、
全ての保護者が役員をする決まりになっています。

まーさんは今年度のPTA役員を希望。
希望者が多い場合には、ジャンケンになります・・・
予想通り、希望者が多く定員オーバー。
ガチのジャンケンとなりました((+_+))

わざわざ行ったからには、どうしても勝ちたいと思うまーさん。
大人数でのジャンケンは、なかなか決着がつかず、長期戦に・・・
しかし!!
まーさんは最後の最後で勝利をゲット!
無事に役員の座を勝ち取った?のでした\(^o^)/

もうこれだけでへとへとに疲れ、
緊張感から、手は汗でぐっしょりでした~~(^^ゞ




ところで。
前回アップできなかった桜の写真。
せっかくですので、今日ここに掲載いたします~~
あちこちで撮った写真でございます。
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図書館の桜。

IMG_0433_convert_20140406201958.jpg
こちらも図書館にて。

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夫の実家近くの公園。

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同じ公園。若葉が綺麗です。

IMG_0462_convert_20140409194646.jpg
ウチの近所。ちょっとした名所でございます。





               ◇
 

 



まーさん超訳『竹取物語』
~かぐや姫帝の召しに応ぜず昇天す⑥~




《あらすじ》
このように、帝とかぐや姫はたがいに御心を慰め合っているうちに、三年ほどの月日が経ち、ある春の初めごろ――

その頃からかぐや姫は、月が美しく出ているのを見ては、いつもより物思いにふけっている様子――お側にいる人が、「月の顔を見るのは不吉なことですよ。」と制したけれども、ともすれば、人目につかない間に、月を見てはひどくお泣きになる。

七月十五日の月に、かぐや姫は部屋の外に出て座り、何か胸に迫る様子で物思いに沈んでいる。お側近くに使われている人々は、竹取の翁に告げて言う。
「かぐや姫は、普段から月をしみじみとご覧になっているご様子でしたが、近頃は、どうも普通ではないようでございます。ひどく思いお嘆きになることがあるのでしょう。よくよく注意して、ご覧になってさしあげて下さい。」
これを聞いて、翁はかぐや姫に言った。
「どういうお気持ちから、こんなにも物思いのご様子で月をご覧になるのですか。これほど素晴らしい世の中ですのに・・・」
かぐや姫は、
「月を見ると、ただ世の中が頼りなく不安で、しみじみとした気持ちになる、それだけのことです。どうして物思いにふけって嘆いたりしましょうか。」
と言う。

ところが、翁が姫のいるところに行ってみて、その様子を見ると、やはり何か思い悩んでいる様子なのである。これを見て、
「私の大切な姫。何事を思っていらっしゃるのですか。思っていらっしゃることは何事ですか。」
と翁は言う。するとかぐや姫は、
「思うことは何もありません。ただぼんやりと不安に感じられるのです。」
と言うので、翁は、
「月をご覧になってはいけません!月を見ると、物思いに沈むご様子ですから。」
と言う。するとかぐや姫は、
「どうして月を見ないでいられましょう――」
と言って、やはり月が出ると部屋の外に出て座っては、思い嘆いている。
月の出ていない夕方はというと、全く物思いのない様子でいる。しかし月の出るころになると、時々は、ふとため息をついたり、泣いたりする。これを見て使用人たちは、
「やっぱり思い悩むことがおありになるのだろう。」
とささやいたが、親をはじめとして、誰もそれが何なのかが分からない――




かぐや姫の「物思い」の正体は・・・?
次回に続きます。



参考文献
*『日本古典文学全集8 竹取物語 伊勢物語 大和物語 平中物語』(小学館)
*『岩波古語辞典』(大野晋 佐竹昭広 前田金五郎 編)




「月の顔を見るのは忌むべきこと」だったんですね~~
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まーさん超訳『竹取物語』~かぐや姫帝の召しに応ぜず昇天す⑤~

ここ何日かの風雨で、すっかり桜も終わりに近づきましたね。

昨日はまーさん家族、夫の実家近くの桜並木を見に行きました。
毎年この時期「桜まつり」が開かれており、
地元の人々で大変な賑わいです。

桜と若葉、近くの公園の池など、自然を満喫した一日でした。
もちろん、お祭りの屋台巡りもとても楽しかったです。

その折の写真をアップしようとしたのですが――
どうしたわけでしょう、上手くいきません(@_@)
今日はPCの機嫌が悪いのでしょうか??

ということで、まだ若葉のない寒々しいケヤキの写真を、
代わりに付けておきました~~(息子の空手道場のケヤキです)
今日の『竹取物語』、帝の心情はこのような感じかもしれません・・・

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まーさん超訳『竹取物語』
~かぐや姫帝の召しに応ぜず昇天す⑤~




《あらすじ》
帝は、このようにかぐや姫を見せてくれた造麿(みやつこまろ)の骨折りを嬉しく思い、感謝の意を表す。そうして造麿の方も、帝に仕える百官の人々を盛大にもてなす。



帝は、かぐや姫を残してお帰りになることを、

不満にも残念にもお思いになるが、

魂をそこに残すような気持ちのまま、とうとうお帰りになった。

御輿にお乗りになってから後、かぐや姫に、


帰るさのみゆき物憂くおもほえてそむきてとまるかぐや姫ゆゑ

≪帰り道の行幸が物憂く思われて、離れ去りつつもつい後ろを

向いて留まってしまうわたくし、それはわたくしに逆らって

ここに留まるかぐや姫、あなたのせいですよ≫


かぐや姫のご返事、

むぐらはふ下にも年は経ぬる身のなにかは玉のうてなをも見む

≪草の生い茂る貧しい家で年を経て来ましたわたくしが、

どうして玉のように美しい高殿を見て暮らせるでしょうか≫


これを帝がご覧になり、(歌の素晴らしさに)

ますますお帰りになる場所も無いような思いにかられる。

御心は、全く帰るお気持ちにもなれなかったのであるが、

そうはいっても、ここで夜をお明かしになることもお出来にならないので、

後ろ髪を引かれる思いで仕方なくお帰りになった。


内裏にお戻りになった帝は、改めて側近くにお仕えしている

女性達をご覧になるが、どれもみな、かぐや姫のかたわらに

寄ることすら出来そうにない人達ばかりであった。

これまで、他の人よりは美しく素晴らしいとお思いになっていた人すらも、

かのかぐや姫に引き比べてみれば、優れた人とも思われない。

とにかく、かぐや姫だけが御心にかかり、

帝はただ一人でお暮らしになっている。特に理由もないのだが、

宮中の妃達のところにも、お渡りにならない。

かぐや姫の御もとにばかり、御文を書いてお送りになる。


かぐや姫のお返事はというと、帝のお召しに応じなかったとはいうものの、

やはり愛情の仄かに感じられる風情でやり取りをなさり、

帝も趣深く、季節の木や草に結んだりして、歌を詠んでおつかわしになる。





帝の心が、かぐや姫を動かす・・・
次回に続きます。



参考文献
*『日本古典文学全集8 竹取物語 伊勢物語 大和物語 平中物語』(小学館)
*『岩波古語辞典』(大野晋 佐竹昭広 前田金五郎 編)



かぐや姫、だんだん人間のようになっていき・・・
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桜が満開ですね

皆様、お久しぶりでございます。

まーさん、実は先週からしばらく海外に行っておりまして、
ブログ環境からは離れて暮らしておりました。




・・・と言うのは真っ赤な嘘で(゚Д゚;)
(すいません、エイプリールフールなものですから)
国内での外出や何やかやで、忙しくしており、更新が遅れました~~(汗)



              ◇



先週の木曜日は、2年ぶりにアメリカから帰国したまーさんの知人(いつも暑中見舞いやクリスマスカードを送ってくれる、若いお姉さんです)とそのお友達二人が拙宅に遊びに来まして、思い出話や近況を語り合い、とても楽しい時を過ごしました。
いや~~若い人っていいですね^^一緒にいるだけで元気になります。心が浮き立ちます~~(≧▽≦)
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息子に買って来てくれたアメリカのお土産^^
いつもお気遣いありがとう!面白そう~~!



続いて金曜日は、ロシアから短期ホームステイに来ている子供達を囲んでの、ウエルカム持ち寄りパーティ。
ロシアの子達も日本の子達も大盛り上がりで、大変なことになっていました(^^ゞ
まーさんは、チビッ子にいつも人気の「ポテトサラダ」(そういえば、メキシコに帰っちゃった留学生O君が、まーさんのリンゴ入りポテサラを美味しいと言ってくれたなあ)と、地元B級グルメ「小松菜入りガーリック塩焼きそば」を作っていきました~~みんな喜んで食べてくれてよかった^^


翌日の土曜日は、息子の空手の稽古後、夫の実家近くのお寺で催されている「春大祭」に行き、「仁王像の股くぐり」(年三回行われます。寺門脇の仁王像の足の間を、腹這いになってくぐると、一年間無病息災でいられるとか)をしてきました。これはまーさん家族、毎年行っています。今年も無事くぐることが出来ましたので、意外と??縁起を担ぐ夫は、ひと安心したようでした(笑)
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空手道場の枝垂桜。ソメイヨシノとは違う美しさ。


さて日曜日ですが、隣の市体育館で「武道祭り」があり、息子は空手の師範から参加するよう言われていました。これは、市内の様々な武道(柔道・剣道・空手・弓道・少林寺拳法)が一堂に会し、一般の人達に体験をしてもらうという交流イベントです。まーさんは密かに、全ての武道(特に弓道)を体験してみたいと楽しみにしていたのですが・・・何ということでしょう、肝心の息子が風邪を引いてしまい、ひどい咳のため、やむなく不参加になってしまいました(泣)木曜日の持ち寄りパーティに来たロシアの子達も、このイベントに参加予定だったので、彼らが日本の武道をどんなふうに楽しむのか興味津々だったのですが・・・まあ、仕方ありませんね。この日は動けない息子と共に、家でおとなしくパズルゲームなどをして引きこもっておりました~~


月曜日。消費税5%最後の日。
ゴホンゴホン咳がひどい息子は、家にいるのに飽きてしまい「買い物に行く~!!」とうるさいので(一一”)、今更ですが、日用品や保存食などの買い溜めに走りました(笑)
買ったものが重くて重くて、家に運ぶまでに肩が抜けそうでした(汗)しかし息子よ、こういう体調の悪い時は、出かけない方がいいのではないか・・・??


本日火曜日。実は今日も別の場所で持ち寄りパーティがあったのですが、空気の冷たくなる夜の外出は咳に良くないので、大事を取って不参加としました。
しかし、それでおさまる息子さまではないので、「じゃあ昼間の外出」ということになり、映画『平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦』を観に行ってしまいました((+_+))往年のスター・昭和ライダー達が、体を張って戦う姿に思わず涙してしまうまーさんなのでした・・・
そしてその後は、お決まりの「ポケモントレッタ」ゲームをやり、続いてまーさんの苦手なクレーンゲームに挑戦。今大人気の「妖怪ウォッチメダル」を狙い(店では売り切れ続出で手に入りません)、な、何と、500円つぎ込んで、一袋ゲットすることが出来ました(驚)やったああああ\(^o^)/これはホントに嬉しかったです!!
そして、4月からの息子の学用品を購入し、帰宅しました。
IMG_0426_convert_20140401210909.jpg
上から、
仮面ライダーの映画を観ると貰える「ガンバライジングカード」
クレーンゲームでゲットした「妖怪メダル」
ポケモントレッタで手に入れたニンフィアの「トレッタ」





あ~~~何だかどっと疲れが・・・
元々疲れやすい体質なのですが、ここ最近はまたもや「眠いフラフラ病」にとりつかれ??昼間はついつい横になってしまいます(苦笑)今日も帰宅後、我慢できずに横になってしまいました。一体何なのでしょう―――
まあ、季節の変わり目ということもありますし、地球もいろいろな意味で変化をしている様子、そしてまーさんの場合は、服用している薬のせいということもあるかもしれませんので、あまり無理せず、これからも心のままに生きる「ゆ~る・まーさん」でいこうと思っております(爆)


本日は、とりとめのない日記に、最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました(^.^)/~~~



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プロフィール

まーさん

Author:まーさん
息子と夫と私、考え方も行動もてんでバラバラな3人で暮らしています(笑)でも仲良しです。
音楽、映画、読書が好き。芸術鑑賞、外国語、旅行も好きです。ゆ~る・じゃぱんでは、日本大好きまーさんが暮らしのに漂う日本の香り・日本文化をゆる~く綴っていきます。

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