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まーさん超訳『竹取物語』~大伴の大納言と龍の頸の玉①~

今日の関東地方は、近年にない大雪。

まーさんは午前中、息子の漢字検定に付き添い、
学校まで徒歩で向かいました。
猛烈な吹雪・・・
しかし降り積もった雪に大興奮の息子は、
行きも帰りも雪合戦にいそしみ?手が真っ赤に・・・(苦笑)
こんな調子で、漢字検定はうまくいったのでしょうか??
・・・まあそれはこの際置いておき(^▽^;)

まーさんも久々の雪合戦、
ビチョビチョになりながらも何だか楽しい道中でした。





まーさん超訳『竹取物語』~大伴の大納言と龍の頸の玉①~



《あらすじ》
大伴御行(おおとものみゆき)の大納言は、自分の家来をかき集めて言う。
「龍の頸に、五色に光る玉があるという。それを取って献上した者は、願いを何でも叶えてやろう。」
家来達は、この仰せを承って口々に申し上げる。
「仰せのことは、恐れ多くも承るべきこととは存じます――ただしこの玉、たやすく手に入れることが出来ないものですので・・・ましてや龍の頸にあるものを、どのようにして取ったら良いのでしょう。」
大納言は言う。
「主君に仕える者は、命を捨ててもその仰せごとを叶えようとするが当然だ!玉はこの国に無いものではない。ましてや天竺・唐土にしか存在しない物でもない。考えても見ろ、龍はこの日本国の海山から上り下りするものだろう?それをお前達は、何を思って難しいと申すのか!」
家来達が申し上げる。
「・・・ならば致し方ありません。難しいこととはいえ、仰せごとに従って玉を探し求めに参りましょう。」
これを聞いて大納言は怒りを鎮め、
「お前達は、私という主君の家来として世間に名を知られている。その主君の仰せごとに、どうして背くことが出来ようか!」
こう言って、龍の頸の玉を取りに家来達を出発させた。

大納言はこの者達の道中の糧として、食物だけでなく邸にある絹・綿・銭など、あらん限りの物を持たせて送り出す。そして、
「この者どもが帰るまで、私は精進潔斎して待っていよう――玉を手に入れるまで、決して家に帰って来るな!」
と言うのだった。各々、仰せを承って出発した。

しかしながら・・・
『龍の頸の玉を取ることが出来なかったら、帰って来るな!』
という大納言の言葉に家来達は呆れかえって、
「どっちへでも良い、足の向いた方に行ってしまおうぞ。」
「こんな物好きなことをなさるとは・・・」
と皆で悪口を言い合っている。大納言が家来達に与えた物は、各々で分けて取り、ある者は自分の家に籠る。ある者は自分が行きたい所に行ってしまう。
「親・主君と申すとも、このような無理難題を仰せになるとは・・・」
と、埒が明かない命令ゆえ皆大納言をそしりあっている。

一方の大納言は、
「かぐや姫が住むには、常日頃の様子ではみっともない。」
と言って、新たに立派な建物を建て、漆を塗り蒔絵の壁を作り、建物の上には糸を染めて色とりどりに葺かせ、中のしつらえには表現しようもないほど美しい綾織物(あやおりもの)に絵を描いて、柱と柱の間すべてに張り巡らせた。
元からいた妻たちは、大納言がかぐや姫と必ず結婚するだろうと考え、それに備えて邸を出、独りで日々を過ごし始める。




次回に続きます。


参考文献
*『日本古典文学全集8 竹取物語 伊勢物語 大和物語 平中物語』(小学館)
*『岩波古語辞典』(大野晋 佐竹昭広 前田金五郎 編)



ムチャぶり大納言の運命やいかに・・・
 ↓(゚Д゚;)↓
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非公開コメント

こんにちは!
それにしても凄い雪でしたねー!
息子様の嬉々とする姿が目に浮かびます。関東に住む人たちにしてみれば、この大雪は日常には無い光景。だけに、子供たちにとっては大変に喜ばしいことだったと思います(笑)
我が家の近辺でも、今回の大雪がたまたま土日になった為か、親子で雪遊びをする姿が多く見られました。

それにしても、無茶振りの大納言、どうなるのか楽しみです・・・o(^▽^)o

Re: タイトルなし

ダメパパ様

昨日は本当にすごい雪でしたね(@_@)

今日はワタクシ、駐車場の雪かき&雪合戦で、
またもや息子と午前中いっぱい遊びました。
関東では、めったにない大雪ですので、
この機会を逃さず・・というところです(笑)
明日は日陰の道などでは凍結も心配されます。
どうぞお足もとにお気をつけてお出かけ下さい!

『竹取』いつも楽しみにしていただいて、
ありがとうございます(≧▽≦)
ワタクシもムチャぶり大納言の続きを、
皆様に早くお伝えしたいデス(*´з`)
「上司にしたくない人№1」て感じでしょうか・・(爆)

吹雪の日

まーさん、あの猛吹雪の日、お子さんに付き添われてでかけられたのですね!

さすが母の鏡。
しかし、子供ってどうしてこう雪がすきなのでしょう。
学校休みでも、うちはまだ雪合戦だのかまくらだのよろこんでいます。
きっと、雪の風景のなかに、友達との貴重な思い出がつまっているからなんでしょうね(*^o^*)

まーさんの息子さんもきっと楽しい気持ちでテストを受けられたことでしょう。o(^-^)o

龍の頸の玉…
それはいくら身分の高いひとの家来であってもムリですよね

なんでこうやんごとなき男性ってのは上から目線で自分は行動せずふんぞりかえっているのでしょうね。

ろくでなし大会みたいで可笑しいですね。まーさんの解釈なので余計に楽しく読めるのでしょう。(^O^)
次回も楽しみにしています

No title

神奈川まで大雪とは、異例のことですよね。
そんな中、漢字検定に付き添われたとは!お疲れ様です。

幼い頃は雪をみるとワクワクし、思春期ではなんとなく切なくなり、そして社会人になるとため息しか出なくなる…(笑)
子供がもう一度私達を童心に返してくれるのかもしれませんね。

雪、長らくみていないです。息子に見せてあげたいなぁ〜。

龍の首の玉、なんだか一休さんの頓知問答にでてきそうな難問ですよね。

No title

おはようございます まーさんさん♪
雪合戦を楽しまれたのですね。
お子さんとの素敵な時間だったことでしょう。
どうぞお風邪には気を付けてくださいね。

*こちらへのお祝いコメントありがとうございました。
 温かいお言葉に感謝しています。
 これからもどうぞよろしくお願いしますーー
 

Re: 吹雪の日

美雨様

こんばんは。
あの雪の日は、吹雪にまみれながら学校に行きました・・汗
でも久しぶりに雪合戦ができ(次の日の日曜日もやりました)
何だかとても楽しかったです(笑)
美雨様のお子様も、雪に喜ばれたのですね^^
関東ではめったに見られない大雪、
子供でなくとも、ちょっと心が浮き立ちました(^^ゞ

大伴の大納言は、目下の者に威張るわりにはヘタレという…
こう言っては何ですが、
今の世にもこういう男性、いるような気がします(苦笑)

ホントに「ろくでなし大会」ですね。
美雨様さすがです。
上手いことをおっしゃいますねえ~~(!!拍手!!)

Re: No title

凛様

こんばんは。
先週は関東でも久しぶりの大雪で、
大変なことになっていました。
しかしなぜか気分はとてもよく、
絶好調で雪合戦に雪かきをやりました~~
何となく、空気が軽い気がしました。
雪が降ると浄化されるとか、あるんでしょうかね??

そちらでは、雪を見ることはないのですね。
息子さん(達!)いつか雪を見て
きっと喜ばれることでしょうね。

かぐや姫の出した難題って、
皆ありえないようなものばかり・・・
それでも諦めない5人の貴公子は
ある意味すごいと思います。
今の日本男子にはない、恋愛への情熱。
というか、単なる強い所有欲なのかもしれませんが・・・(苦笑)


Re: No title

イヴまま様

こんばんは。
コメントありがとうございます^^

関東では本当にめったにない大雪。
北海道ではこのくらいは当たり前
・・・だと思いますが、しかし。
こちらでは、慣れない事態に
四苦八苦でございます(^^ゞ

とはいえ、雪合戦などを楽しみ、
久々に童心に帰った休日でした^^

風邪など引かぬようにとのお心遣い、
ありがとうございます。
イヴまま様もどうぞ、
お体に気を付けてお過ごしくださいませ!(^^)!



プロフィール

まーさん

Author:まーさん
息子と夫と私、考え方も行動もてんでバラバラな3人で暮らしています(笑)でも仲良しです。
音楽、映画、読書が好き。芸術鑑賞、外国語、旅行も好きです。ゆ~る・じゃぱんでは、日本大好きまーさんが暮らしのに漂う日本の香り・日本文化をゆる~く綴っていきます。

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