まーさん超訳『竹取物語』~かぐや姫帝の召しに応ぜず昇天す⑧~
またもやブログ更新が遅くなってしまいました・・・汗
ちょっと反省のまーさんであります((+_+))
ところで。
一昨日は、夫の誕生日でした。
皆の好きなお料理とケーキでお祝いしました^^

銀座「風●堂」のフルーツケーキ。果物大好き家族です^^
ロウソクはとりあえず5本にしてみました~~

息子からの誕生日プレゼント。ブドウ好きのお父さんへ。
本人は、
「ああ、もうこんな年かあ。」
としみじみしていましたが(苦笑)
生きていることはそれだけで有難いことですので、
まーさんにとって誕生日とは、
「たいへん有難いお祝い」なのでございます。
それに、年を取るって
そんなに悪いことではないと思うのです。
何だか余計なものがどんどんそぎ落とされて、
楽になるというか・・・
皆様はいかがですか?
そして昨日は、息子の授業参観・懇談会がありました。
合わせて夕方から、今年度のPTA役員の割り振り
(誰がどの委員会に所属するか)を決める会合がありました。
まーさんは総務委員会に決まったのですが、
な、ナント・・・
今度はジャンケンで大・大・大敗し、
総務委員長になってしまいました(涙)
総務委員長は、年に何度もある理事会・総会で、
司会をしなければなりません。
人前で喋るのが得意だと、
周囲の人には思われているまーさんですが、
実は人見知りで、喋りが苦手なのであります。
「ウソ~~~~~!!!」
と、みんな言いますがホントなのよ!!信じて・・・
委員長なんて子供の時以来やったことありませんし、
そんな取りまとめ役、まーさんにできるのかしら(@_@)
まあ、こんな愚痴をグダグダ言っても仕方がないので、
(皆さまスイマセン・・・)
委員の方々と協力して楽しい活動になるよう、
上手く盛り上げていければと思います――(ちょっと不安)
◇
まーさん超訳『竹取物語』
~かぐや姫帝の召しに応ぜず昇天す⑧~
《あらすじ》
このこと(かぐや姫が月に帰ってしまうこと)を帝がお聞きになり、竹取の翁の家に御使いを差し向わせる。翁は御使いの者にお会いになり、泣くことは留めようもない。
姫が月に帰ってしまうことを嘆くうち、翁の髭は白くなり、腰もかがまり、目もただれてしまったとか・・・翁は今年で五十歳ほどではあったが、かぐや姫のことで思い悩み、瞬時にして年老いてしまったようである。
御使いは、「帝からの仰せごと」と言って翁に言う。
「『たいそう心を痛め、思い悩んでいるというのはまことか』と仰せになっておられます。」
竹取の翁は、泣く泣く申し上げる。
「今月の十五日に、月の都の人が、かぐや姫を迎えに参上するとのことです。帝には、恐れ多くもこのことをお尋ね下さり、本当に有難く思います。この十五日には、ぜひ御家来の方々を賜り、月の都の人が参上したならば、捕えさせていただきたく存じます。」
御使いは内裏に帰参し翁の様子をお話し、翁が奏上したあれこれを申し上げた。それを帝がお聞きになられて仰る。
「一目お見かけしただけのわたくしでさえ、忘れることが出来ないのに、明け暮れ見慣れているかぐや姫を月の都にやってしまう翁の気持ちは、一体どれ程のものだろう――」
その十五日。帝はそれぞれの司(つかさ。役所)にご命令になり、勅使として中将・高野のおおくにを指名し、六衛の司(ろくえのつかさ。宮中を守る六つの役所)合わせて二千人の家来を、竹取の翁の家に派遣なさった。家来達は家に到着すると、築地の上に千人、建物の上に千人、翁の家の使用人達も大勢いるのに合わせて、空いている隙間もないほどに守らせる。この家の使用人達も、帝のご家来同様、弓矢を携帯し、一部の者は築地や建物から降りて、屋内にいる嫗たちを順番に守る。
嫗は、塗籠(ぬりごめ。明かりとりの窓と出入口しかない部屋。物置に使用)の中で、かぐや姫を抱きかかえていた。翁も、塗籠の戸を閉ざして戸口を守っている。
翁が言う。
「これほどに守っているのだから、天の人にも負けることがあろうか、いや絶対にあるまい!」
こう言って、建物の上にいる人々にも
「少しでも何かが空を走ったならば、すぐに射殺して下さい!」
と言う。
守る人々が言う。
「これほどにして守る所に、蝙蝠(こうもり)一匹でも現れたらならば、まっさきに射殺して、外にさらしてやろうと思います!」
翁はこれを聞き、頼もしく安心した気持ちでそこにいる。
このやり取りを聞いたかぐや姫は・・・
次回に続きます。
参考文献
*『日本古典文学全集8 竹取物語 伊勢物語 大和物語 平中物語』(小学館)
*『岩波古語辞典』(大野晋 佐竹昭広 前田金五郎 編)
翁の様子が何とも哀れです・・・
↓(/_;)↓

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ところで。
一昨日は、夫の誕生日でした。
皆の好きなお料理とケーキでお祝いしました^^

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息子からの誕生日プレゼント。ブドウ好きのお父さんへ。
本人は、
「ああ、もうこんな年かあ。」
としみじみしていましたが(苦笑)
生きていることはそれだけで有難いことですので、
まーさんにとって誕生日とは、
「たいへん有難いお祝い」なのでございます。
それに、年を取るって
そんなに悪いことではないと思うのです。
何だか余計なものがどんどんそぎ落とされて、
楽になるというか・・・
皆様はいかがですか?
そして昨日は、息子の授業参観・懇談会がありました。
合わせて夕方から、今年度のPTA役員の割り振り
(誰がどの委員会に所属するか)を決める会合がありました。
まーさんは総務委員会に決まったのですが、
な、ナント・・・
今度はジャンケンで大・大・大敗し、
総務委員長になってしまいました(涙)
総務委員長は、年に何度もある理事会・総会で、
司会をしなければなりません。
人前で喋るのが得意だと、
周囲の人には思われているまーさんですが、
実は人見知りで、喋りが苦手なのであります。
「ウソ~~~~~!!!」
と、みんな言いますがホントなのよ!!信じて・・・
委員長なんて子供の時以来やったことありませんし、
そんな取りまとめ役、まーさんにできるのかしら(@_@)
まあ、こんな愚痴をグダグダ言っても仕方がないので、
(皆さまスイマセン・・・)
委員の方々と協力して楽しい活動になるよう、
上手く盛り上げていければと思います――(ちょっと不安)
◇
まーさん超訳『竹取物語』
~かぐや姫帝の召しに応ぜず昇天す⑧~
《あらすじ》
このこと(かぐや姫が月に帰ってしまうこと)を帝がお聞きになり、竹取の翁の家に御使いを差し向わせる。翁は御使いの者にお会いになり、泣くことは留めようもない。
姫が月に帰ってしまうことを嘆くうち、翁の髭は白くなり、腰もかがまり、目もただれてしまったとか・・・翁は今年で五十歳ほどではあったが、かぐや姫のことで思い悩み、瞬時にして年老いてしまったようである。
御使いは、「帝からの仰せごと」と言って翁に言う。
「『たいそう心を痛め、思い悩んでいるというのはまことか』と仰せになっておられます。」
竹取の翁は、泣く泣く申し上げる。
「今月の十五日に、月の都の人が、かぐや姫を迎えに参上するとのことです。帝には、恐れ多くもこのことをお尋ね下さり、本当に有難く思います。この十五日には、ぜひ御家来の方々を賜り、月の都の人が参上したならば、捕えさせていただきたく存じます。」
御使いは内裏に帰参し翁の様子をお話し、翁が奏上したあれこれを申し上げた。それを帝がお聞きになられて仰る。
「一目お見かけしただけのわたくしでさえ、忘れることが出来ないのに、明け暮れ見慣れているかぐや姫を月の都にやってしまう翁の気持ちは、一体どれ程のものだろう――」
その十五日。帝はそれぞれの司(つかさ。役所)にご命令になり、勅使として中将・高野のおおくにを指名し、六衛の司(ろくえのつかさ。宮中を守る六つの役所)合わせて二千人の家来を、竹取の翁の家に派遣なさった。家来達は家に到着すると、築地の上に千人、建物の上に千人、翁の家の使用人達も大勢いるのに合わせて、空いている隙間もないほどに守らせる。この家の使用人達も、帝のご家来同様、弓矢を携帯し、一部の者は築地や建物から降りて、屋内にいる嫗たちを順番に守る。
嫗は、塗籠(ぬりごめ。明かりとりの窓と出入口しかない部屋。物置に使用)の中で、かぐや姫を抱きかかえていた。翁も、塗籠の戸を閉ざして戸口を守っている。
翁が言う。
「これほどに守っているのだから、天の人にも負けることがあろうか、いや絶対にあるまい!」
こう言って、建物の上にいる人々にも
「少しでも何かが空を走ったならば、すぐに射殺して下さい!」
と言う。
守る人々が言う。
「これほどにして守る所に、蝙蝠(こうもり)一匹でも現れたらならば、まっさきに射殺して、外にさらしてやろうと思います!」
翁はこれを聞き、頼もしく安心した気持ちでそこにいる。
このやり取りを聞いたかぐや姫は・・・
次回に続きます。
参考文献
*『日本古典文学全集8 竹取物語 伊勢物語 大和物語 平中物語』(小学館)
*『岩波古語辞典』(大野晋 佐竹昭広 前田金五郎 編)
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