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まさかの”生れてすみません”(再び)

皆さまこんにちは。
今日の関東地方は太陽がギラギラです(汗)



ところで。
まーさん宅のご不浄(^^ゞには、以前お伝えした通り
「二十四節気・七十二候カレンダー」がかかっております。
ここには本日6月19日が、
太宰治の「桜桃忌」であることも記載されています。

このカレンダー、実に親切&優れモノでして、
有名な作家や絵師、歌人・俳人の忌日なども
欄外に載せられているのです。

因みにカレンダーによりますと、
太宰の忌日は「桜桃忌」とは別で6月13日。
更に旧6月13日は、
松尾芭蕉の門弟である杉山杉風の忌日でもあるとのこと。

杉風と言って思い出されるのが女優の山口智子さん。
彼女は何と、杉風の子孫に当たります。
(杉山杉風は、江戸で「鯉屋」という
幕府御用達の魚問屋を営む名士で、
松尾芭蕉の経済的庇護者でもありました。
彼の子孫が後に栃木県栃木市にて旅館を開業し、
老舗旅館「ホテル鯉保」として
平成17年まで営業しておりました。
その旅館の長女が、山口智子さんというわけです)。

前置きが少々長くなりましたが、本日は「桜桃忌」。
ファンにとっては太宰治を偲ぶ一日です。
が、皆さまご存じだったでしょうか?
あの太宰の有名な言葉「生れてすみません」には、
衝撃の秘密が隠されていることを・・!



ということで、
ここからは昨年の記事を加筆修正し、転載したいと思います。
皆さまの感想をお待ちしております(笑)




*********************************




今年もやってきました。
作家太宰治の、誕生日でもあり命日でもある「桜桃忌」。
この日、全国のファンが
東京三鷹の墓所・禅林寺を訪れるそうです。

まーさんは、まだ一度も行ったことがありませんが、
実は高校生の頃、かなりコアな太宰ファンでした。
図書館の全集を、ひそかに読破しちゃっていました・・・(汗)

太宰といえば『人間失格』でしょうか。
イヤ、学校の教科書にも載っている
『走れメロス』が馴染み深いのでしょうか。


太宰について今日は一つ、
大衝撃を受けた関連本をご紹介します。
『人間太宰治』(山岸外史著 ちくま文庫)です。

太宰と交友の深かった文芸評論家・山岸外史氏が、
彼との関わりを微細に描いた本です。
あまりにも赤裸々な交遊録(汗)に
驚いたり考え込んだり・・・(笑)

しかし――
とりわけ驚いたのは、
かの有名な“生れてすみません”
についての事実!!
『二十世紀旗手』の副題として付けられたこの言葉は、
実は山岸氏の従兄弟が作った詩を、
太宰が盗用したのだというのです。


え~~~?ウソでしょ!
太宰=“生れてすみません”
くらい有名なあの言葉が、まさかの盗用??
衝撃でした。これは真実なのか?
いや山岸氏もウソは書かないだろう。
とすると、これは本当の話・・・
実に何というか・・・。とにかく驚きです。
こういう所も太宰の魅力のひとつ・・・なのでしようか。

お気の毒なことに、この山岸氏の従兄弟は
自分の命同様に大切にしていた言葉を
太宰に奪われ、
精神的なダメージのためか
後に行方不明になってしまったそうです・・・


ともかく。
太宰の魅力と真実が余すところなく描かれている
『人間太宰治』
山岸氏のうますぎる文章も、一読の価値ありです。




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太宰の命日

こんばんは!
ブログ開設1周年、おめでとうございます。凛様やドナ夫様、そして、まーさん様、(ついでに言うと、この私も)不思議と去年の6月がブログのスタートだったのですね。
これもご縁でしょうか。

太宰治は、同郷でもあり、昔から愛読しておりました。私の嫁を、故郷である青森に初めて連れて行った時、真っ先に行ったのが、太宰の記念館でもある「斜陽館」でありました(笑)

まーさん様のブログを読んでいつも感じることは、「教養に溢れている」なぁ、ということに尽きます。たくさんの努力をされてきた方なのだなぁ、と思います。日常にある、日本の良さ。日本人が誇るべき日本の美しさ。そういったものをこれからも惜しみなく伝えていただきたいと思っております。
「ゆ〜る・じゃぱん!」の今後の益々の繁栄を願って・・・というと何か大袈裟ではありますが、これからもまーさん様のブログを楽しみにしている、いちファンとして、応援させていただきます。
今後ともよろしくお願いいたします。

Re: 太宰の命日

ダメパパ様

こんにちは。
ブログ一周年につきまして、お祝いをありがとうございます!
ワタクシだけでなく、ダメパパ様、凛様、ドナ夫様が
同じく6月にブログを始められたということは、
本当に不思議なご縁を感じます。
このご縁を、ずっと大切にしていきたいと思います。
これからもどうぞよろしくお願い致します!!

そういえば、太宰治はダメパパ様と同郷でしたね。
「斜陽館」に奥様を真っ先に連れて行かれたという…
さすがです!!奥様はどのような反応をなさったのでしょうか??
そこが気になってしまいます(爆)

太宰を愛読されていたというダメパパ様。
以前、宮沢賢治も読まれていたというお話を伺いましたね。
ワタクシは、そのようなダメパパ様にこそ、
真の教養を感じます。
表立ってあーだこーだと知識をひけらかすのでなく、
内に隠し持った真実血肉となっている教養。
そのようなものを、貴ブログやコメントから強く感じます。
「あまちゃん」じゃないですけど、
そんなダメパパ様が「かっけぇ~~」と常に思っております!!

ワタクシもそうした奥深い人間になれるよう、
精進していきたいと考えています。
今後ともご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い致します。



No title

こんにちは。
「生まれてすみませんパクり疑惑」は、昔アメトークで光浦靖子が言ってました。太宰がパクったからこそ、後世に残ったとも言えますし、まあ、良いんじゃないでしょうか。
ちなみに、名曲を数多く残してるジミー・ペイジも、パクりが多いので有名ですね。

Re: No title

yuccalina様

こんにちは^ ^
さすがの光浦さん、いろんなことをご存じなんですね〜(驚)現代でしたら、有名作家のパクリなんて大スキャンダル、訴えられて大変なことになりそうですが(汗)、当時はパクったもの勝ち的なゆるい風潮もあったのでしょうか??
ジミー・ペイジもパクリが多いのですか!知りませんでした〜〜(@_@)

No title

まだ、二十代のころ太宰が好きでした。

あのピタッとツボにはまったメソメソぶりが
実に心地いいというか。

しかしね、最近、読み返してみるとなんか鼻につくんですよね。
解っているんですよ。
自分が相当に文章が上手いことに。

三島は太宰の『斜陽』を読んで
あまりにバカバカしさに三ページほどでやめたといいていますが、
実は太宰の筆力に嫉妬していたんでないか、というのが
わたくしの推測です。

「生まれてすみません」もすごいですねぇ。
いけしゃあしゃあと。
まぁ、太宰ならしかねません。
それぐらい、やすやすと越えられそうです。

「人非人でもいいじゃないの。生きてさえいれば」

Re: No title

sadafusa様

こんにちは。

ワタクシも全く同じです。
若い頃は太宰のめそめそぶりが妙につぼにはまって、
とても好きでした。
あの文章のうまさにも舌を巻くというか、
とにかく絶妙ですよね。

しかし年と共に「鼻につく」
うっとうしさを感じる、のです。
ワタクシの元同僚は「あの女々しさが大嫌い」
と申しておりました・・笑

三島も大好きで、やっぱり高校生のころ全集を読みまくりましたが、
太宰とは対照的ですよね。
己のダメさ加減をひたすら告白する(しかも文章がうますぎる)、
そんな太宰の作風が、三島には我慢ならなかったんでしょうなあ。
何せ、己をひたすら隠し続けた人ですから。

sadafusa様のおっしゃるように、
三島は太宰の文才に嫉妬していたとワタクシも思います。
本物の華族様である三島にとって
『斜陽』のお母様のスープのくだりは、
はあ??てな感じだったのでしょうか。

「生れてすみません」は山岸氏の従兄弟の詩ですが、
まさに太宰のためにあるような言葉。
どうしてもこの言葉を欲しくなった太宰の気持ちも、
分からなくもないですね~~(しかし盗用はいかんだろう(@_@))


プロフィール

まーさん

Author:まーさん
息子と夫と私、考え方も行動もてんでバラバラな3人で暮らしています(笑)でも仲良しです。
音楽、映画、読書が好き。芸術鑑賞、外国語、旅行も好きです。ゆ~る・じゃぱんでは、日本大好きまーさんが暮らしのに漂う日本の香り・日本文化をゆる~く綴っていきます。

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