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「彼岸入り」に思うこと

今日は「彼岸入り」
お店には、仏花やおはぎが並び、
秋の到来を感じさせます。



ところで、彼岸といえば彼岸花。
彼岸花は「赤色」というイメージがありますが、
実は「白」や「黄色」の彼岸花もあるということを、
皆さまご存じだったでしょうか。
まーさんにそのことを教えて下さったのは、
かつてブログ上で仲良くさせていただいた
若いお嬢さん、Kさんでした。

昨年の今頃、まーさんは当ブログで
彼岸花にまつわる記事を書きました。
その折、先ほど申しましたKさんが、
いつものようにコメントを寄せて下さいました。
そこには
「あまり見かけませんが、
白や黄色の彼岸花を見つけることができると、
少しうれしくなりますv」
とのお言葉がありました。
ここで初めてまーさんは、
赤色以外の彼岸花があるという事実を知ったのです。
で先日のこと。買い物途中の道すがら、
思いがけず黄色い彼岸花を見かけた時、
ハッとしてKさんのことを思い出しました――

IMG_0916_convert_20140920142237.jpg




また昨年の同時期、
今年は残念ながら「無月」となった「中秋の名月」、
そして「重陽の節句」の記事にも、
同様にKさんから素敵なコメントをいただきました。




今年の「重陽の節句」、
まーさん宅では昨年同様、栗ごはんを用意しましたが、
その時も、ふとKさんのことを思い出しました。
彼女の昨年のコメントは、
「私も今日は、栗ごはんとサンマを焼いたものを
作ってみました。季節を感じる食卓でいたいのですv」
というものでした。

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Kさんは20歳の女子大生。
かつてのまーさんと同じく文学部に在籍し、
専門分野も何とまーさん同様「平安時代前期」
とのことでした。
優しく可愛らしく、
透き通るように美しい心を持ったお嬢さんで、
読書や音楽、お料理が大好きでした。
世の中に、こんな絵のような女性がいるのかと驚きつつ、
年齢の差を越えてとても親しく
交流をさせていただいておりました。

しかし今年の初め、幼い頃からの持病が悪化し、
残念ながら幽明境を異にされました。

まーさんはこの訃報にしばらく放心状態となり、
冷風が胸の内を通り過ぎるのを、
ただひたすら耐える毎日を送りました。




ですが――
Kさんは今もこうして
まーさんの心の中に生き続けています。
そして折に触れ、温かい思い出と共に
ワタクシの目の前に姿を現して下さいます。




一昨日、夫の身内に不幸があり
通夜に参列いたしましたが、
その際導師の僧侶が「どうか故人のことを忘れず、
いつまでも話題にしてあげて下さい。」
とおっしゃいました。
「それが故人のためになる」のだと――
ですがまーさんはこう思います。
亡くなった方を思い出すことは、
実は故人のためというよりも、
生きている人の「心の処方箋」
のようなものではないかと。

勿論本当に近しい人が亡くなった際、
その方との思い出は
むしろ針のように胸に突き刺さり、
「処方箋」どころか「毒薬」のように
心身を痛めつけるものとなることは確かです。
しかし、時の経過と共に思い出は、
自らと故人とを永遠に結ぶ架け橋となり、
肉体は消えてもその姿を色褪せることなく、
生きている人の心の内に
まざまざと蘇らせてくれるものなのであります。

人はこのようにして、
人の心の内に永遠に生き続けるのだと、
今しみじみと深く感じ入っております・・・




「彼岸入り」の今日、
清らかで美しかったKさんを偲びつつ、
奇跡的な偶然によって彼女と出会えたこと、
そして今もまーさんの胸の中に
彼女が生き続けていることを心の底から感謝しつつ、
改めてご冥福をお祈りしたいと思います。



ふと蘇る思い出・・皆様にはどのような思い出が。
↓☆彡↓
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No title

こんばんは。
黄色の彼岸花、キツネノカミソリとも言うんですよね?ウチの近所の公園にも、黄色や薄いピンクの彼岸花が群生しています。他の多くの草花が葉を落とす冬に葉っぱを伸ばして栄養を蓄え、夏の終わりに花だけ咲かせるという独特な生き方は、それぞれの人生に思いを馳せる時期にピッタリの花かもしれませんね。
私は20代で同年代の友人、一回り上の上司(それでもまだ30代)など、立て続けに亡くした時期があり、その後の死生観に大きく影響をうけました。今でも時々思い出すことがあります。たとえ短くとも、人生を全うしたのだと思っています。

Re: No title

yuccalina様

おはようございます。
コメントありがとうございます^^

ご自宅の近くに、黄色やピンクの彼岸花が沢山見られるのですね。
”キツネノカミソリ”という名前、どういう由来で付いた名前なのでしょう・・

曼珠沙華咲く野の日暮れは何かなしにきつねが出ると思ふ大人の今も

という歌を、この時期必ず思い出します。

「人生に思いを馳せる時期にピッタリの花」
まさにその通りですね。yuccalina様の感性と表現力の素晴らしさに、
思わずうなってしまいました。

人の死は、本当に色々なことを考えさせてくれます。
故人との関係の浅深によって、感情の機微や考えの深まりは
異なってきますが、yuccalina様は20代の頃に
死について深く考えるご経験がおありだったのですね。
仰るように夭折された方は、
たとえ短くとも十分に生き切ってこの世を去られたのだと
今は思います。


辛いですね。

自分よりも若い人の訃報を耳にすると
とても悲しい気持ちになります。

もっともっとやりたかったことが
あったと思うからです。

しかし、最近こうも思うようになりました。
すべての人は死ぬ運命です。だから、
自分に与えられた一瞬一瞬を大事に生きて行こうと。

わたくし、あの世を信じていますので、
いろいろな体験を土産話にするために
がんばろう、と思うのです。

追記
ピンクの彼岸花もありますよ、
それはリコリスです。

Re: 辛いですね。

sadafusa様

こんばんは。
コメントありがとうございます。

ブログ上でのお付き合いとはいえ、
ある意味リアルなママ友などより、
深く理解し合える関係を持てた方が、
この世を去ってしまったこと、
本当に痛恨の極みです。
ワタクシよりもずっとずっとお若かったことが、
辛い気持ちに拍車をかけます。

しかし、人生の充実度は長い短いでは
測れないものですよね。
彼女は本当に周囲の人々に優しくて、
病気の苦しみにも弱音を吐かず、
いつも温かい気遣いを皆に与えてくれる人でした。
そのことを、彼女にかかわった人々は
死ぬまで忘れないと思います。

ワタクシも「生きているこの一瞬を生き切る」ことを
常に意識していたいと、最近とみに思うのであります。
過去に引きずられること、未来を心配すること、
そんなことで今を台無しにしないよう
「刹那」を生き切ることをモットーに。

ワタクシも来世を信じています^^
3次元での体験が来世でどう生きてくるのか
興味津々です。

ピンクの彼岸花はリコリスというのですね。
近所では見たことがありません。
ぜひ一度見てみたいです(≧▽≦)

No title

まーさんさん

Kちゃんのことを思い出してあげてくださって
本当にありがとうございます。

今年の秋は彼岸花の写真を撮ろうと
いろんなお寺を訪れています。

昴くんが海外に旅立つ前に
Kちゃんに彼岸花の花畑を観せに
小旅行に連れて行ってくれたという
思い出の日記が残っていて
いつか公開できたら良いなと思っています。

まーさんさんに彼岸花の話をした時
あの子の心には その時の
一面の彼岸花の花畑が浮かんでいたのでしょうね。

こうして思い出してくれる人がいるということが
私ども遺族にもとても慰めになります。
本当に、ありがとうございます。
 

Re: No title

美憂様

こんにちは。
返信が遅れてしまってすみません(汗)

Kさんのこと、折に触れてよく思い出します。
どれもこれもあったかい気持ちをもたらしてくれるものです。
そのような思い出をプレゼントしてくれた彼女に、
今は、心から感謝です。

美憂さんは彼岸花の写真を撮っていらっしゃるのですね。
最近ブログにお邪魔しておらず、失礼しておりますが、
美しいお花の数々、拝見させていただきたいと思います。

Kさんが昴さんと行ったという小旅行、
「巾着田」ですよね^^
赤以外の彼岸花のことを教えて下さったコメントに、
その折のことが書かれていました。
ワタクシもいつか行ってみたいと返信いたしました。

こうして美憂さんと思い出を共有できること、
ワタクシの方こそとても幸せです!!



管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

死によって形而上学はうまれたのでしょうね。

美しい文に感動しました。
わたしは、このような経験はありません。
しかし、理解することはできます。
この記事にインスパイアされて、わたしのブログに予定外の記事を書いてしまいました。
これで二度目ですね。
まーさん様のブログに触れて記事を書いてしまったこと。
宜しければお越し下さいませ。

いよいよ寒くなってきました。
お体にはお気をつけください。

Re: No title

鍵コメ様

本当にご無沙汰してしまい、申し訳ありません。
記事のアップのご連絡、ありがとうございました!!
この後さっそくご訪問させていただきたいと思います。

鍵コメ様のお写真も楽しみにしております^^

Re: 死によって形而上学はうまれたのでしょうね。

NewOrder様

返信がこんなにも滞ってしまい、
恐縮の至りです・・・

私の記事を読んで新たな記事を起こして下さったとのこと!!
すごく嬉しいです^^

これから貴ブログにお邪魔させていただきたいと思います。
いつもありがとうございます!!
プロフィール

まーさん

Author:まーさん
息子と夫と私、考え方も行動もてんでバラバラな3人で暮らしています(笑)でも仲良しです。
音楽、映画、読書が好き。芸術鑑賞、外国語、旅行も好きです。ゆ~る・じゃぱんでは、日本大好きまーさんが暮らしのに漂う日本の香り・日本文化をゆる~く綴っていきます。

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