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梅の実の季節

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約2か月ぶりの更新となります――

皆さまいかがお過ごしでしょうか?

もしかして安否を気遣ってくれた方々・・・
スミマセン・・・
まーさんは無事です。大丈夫です。
色々ありましたが(@_@)
(いや今も色々てんてこ舞いですが(汗))
頑張って生きております!!




今日も梅雨らしい湿度の高い一日ですね。
本日からは七十二候でいうところの
「梅子黄(うめのみきなり)」
梅の実が色づき始めるころ、との意味だそうです。
(二十四節気七十二候カレンダーより)




そういえば今年は梅シロップ
作らなかったなあ・・・

まーさん宅では砂糖と梅を漬けた梅シロップを
気が向いた年に(笑)作っているのですが
これがとても美味しくて
出来上がった側からいつもあっという間に
なくなってしまいます。
特に息子は遠慮なくガンガン飲んでしまうので、
その都度嬉しいような残念なような
複雑な気持ちに陥ります(^^ゞ

亡くなったワタクシの母は、
庭の梅で毎年梅干しを作っておりました。
皆さまご存じかとも思いますが
梅干し作りは中々に気の抜けない
作業の連続でして・・・
ワタクシは失敗を恐れ、
未だ挑戦したことがございません(苦笑)
いつか、いつかと思いつつ・・・

そうだ、
来年こそは(今年ではないのです・・笑)
思いきってトライしよう!
今決意いたしました(笑)
乞うご期待、でございますv




話は変わりますが。
先日、お祭りの金魚すくいでウチにお連れした
赤い金魚さん(キン子って呼んでいます)を
眺めていたら、ふとこんなことを思いました。

この金魚とこの自分が
今ここで同じ時を共有している不思議。
地球に生まれ、この時代この場所で
偶然にも出会った不思議――

一方で、ついさっき食事でいただいた
肉料理ーー
ワタクシの命を繋いだ動物の命。
ワタクシは生き、動物は死に、
今もこうしてワタクシは
その命をいただいて生き続けている。


いのちといのち、生と死の偶然の巡り会わせを
ふと感じた瞬間、何故だか
まーさんの両眼から涙がこぼれました。




生きるって何でしょう――
それはつまり、死ぬということなのでしょうね。




窓から入る湿った風の感触に
今こうして生きている自分を感じております。





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非公開コメント

No title

おはようございます。
色々あるとつい人生とは生きるとはと考えてしまいますね~。
金魚や肉に神性を見いだせるのは心が優しく鋭敏になっているのでしょうか。

たしかに死に向かって生きていますね、
辛くって苦しくって死にたいって思う事がありますが、
しっかり生きておきたいと思います。
もっとも私の辛苦など弱音ていどの事ですが・・(^▽^;)
じめじめむしむしの季節、梅干し食べて頑張ろう!

更新ありがとうございます。

No title

お久しぶりでございます。

わたくしは、てっきり大量にダニにかまれていたのだ、と
ばっかり思い込んでいましたが、実は帯状疱疹になって
いたのでした。

ダニにしては痛みかたが変!と思っていたのですが~
ひぃ~。皮膚科から強制的にペインクリニックに回され、
神経ブロック注射っていう、超痛い注射されました。



ところで、まーさんが考えるようなこと、わたくしも考えますよ。

わたくし、今は夫とふたりきりです。
これで四半世紀一緒に連れ添ったわけですが、
なんだかそれも終盤に近付いているんじゃないかな、とか。

いつも、当たり前のように受け答えするこの人も
そして、わたしもこの世を去るときが必ずくる。

子供だって、授かる前はどこでどうしていたのやら、
どんな偶然、どんな神の計らいがあって、
私たちのもとへ来たのやら。

彼らとも、いつかはわかれる日が必ずくる。

今、触れているこの温かい手も
冷たくなる時がくるのだろうか…
そう思うと、とめどなく涙が流れます。

人と人と会うことは、まさに一期一会。

生まれてきたことに感謝して毎日を大事に生きようと
思います。

Re: No title

店長♪様

おはようございます^^
ご無沙汰していたにも拘らず、
早速のコメントありがとうございます。
とても嬉しいです。

ひらひらと優雅に泳ぐ金魚を見て、
ふと「生きることとは死ぬこと」なのだと
ひらめきのように悟りました。

現世はまさに苦の娑婆ですが、一方で
このように言葉を操り
他者との心のやり取りができる人間に生まれた幸運を
生きているうちに十分に味わわなくてはと
考えたりします。

”じめじめむしむしの季節、梅干し食べて頑張ろう!”
ですね\(^o^)/
元気出ました。
ありがとうございます!


Re: No title

sadafusa様

おはようございます。
こちらこそご無沙汰しております・・汗

帯状疱疹!!
今も治療中でいらっしゃるのですか?
本当にストレスは大敵ですね。
ワタクシも以前仕事をしていた時
一種の職業病でしょうか、腰痛がひどくなり
ペインクリニックに通院していたことがあります。
あの注射・・・キツイですね(泣)

sadafusa様のお言葉、心にしみます。
夫、子供、そしてすべての有象無象とのかかわりは
まさに一期一会。

今ここに刻々と変化しつつ存在している(であろう)
”ワタクシ(という現象)”を
刹那の積み重ねとして生き切らねばーーーと思います。

No title

こんばんは。

僕の自宅の庭にも、梅の木があります。

梅干しや梅酒は家族の自家製です。

僕が作れるわけではありませんが、おいしいですよね、梅酒。

さっそく飲みたくなりました。



Re: No title

大川原英智様

こんにちは。
ご無沙汰しております。コメントありがとうございます。

自家製梅干しと梅酒、最高ですね^^
ワタクシも梅酒作りにはとても魅力を感じます。
手作りを大切にされている大川原様ご家族は
とても素敵ですね。見習いたいです。

何だかワタクシも梅酒が飲みたくなってまいりました(笑)

No title

お久しぶりです。
お元気そうで良かったです。
梅干しは私の母も毎年漬けていますが、私も世話する自信が無くて、一度も挑戦したことがありません。母も色々と失敗を繰り返して、やっと思う通りの味になるようになったそうです。
少し前Eテレの『100分de名著』で、『ブッダ最後の旅』を紹介してましたが、「人の生は死によって完成する」みたいなこと言っておりました。

Re: No title

yuccalina様

おはようございます。
ご心配をおかけしました(;_;)
お気遣いありがとうございます。

yuccalina様のお母様もやはり
梅干しを作っていらっしゃるんですね。
試行錯誤を繰り返し・・・そうですよね~~。
梅干し作りは中々ハードルが高くて
これまで一歩を踏み出せずにいましたが、
どうやら実家に母の書き残したレシピがあるらしいので
一度それを見せてもらいたいと思っておりますv

『100分de名著』の『ブッダ最後の旅』
ワタクシ第一回目だけ観て、あとは見逃してしまいました(ノД`)・゜・。
「人の生は死によって完成する」
今ならこの言葉の意味が実感としてよく分かります。

”生者必滅”のならいをいつも心のどこかで感じる――
その時この世は(逆説的ですが)とてつもなく美しくかけがえのない
一瞬の積み重ねであることが、真に分かるのだと思います。


No title

お久しぶりです^^

我が家でも、妻が去年、初めて梅干を作りましたが、
塩でジャリジャリする、非常にしょっぱいものが出来ました。
それでも、お茶づけで食べたり、
梅味の酸っぱいスープにしたりすると、美味しく食べられます。
梅ジャムは上手く行ったようで、
甘さ控えめの、フルーティーなものが出来ました。

死というものも、人生に美を添える、一つの要素ですね。
例えば、映画の「タイタニック」でも、ジャックが死ななければ、
あのような感動的なストーリーにはならないわけですし・・・
美が完全な姿を永遠にとどめるためには、
どこかで「死」や「終わり」が必要なんでしょうね。

Re: No title

Korva様

ご無沙汰しております。
コメントありがとうございます^^

奥様は梅干を作られたのですね!!すごい!!
偕楽園は梅花で有名ですが、
梅干しの方はどうなのでしょう。
しょっぱく出来上がるのは手作りならではですよね。
近頃お店で売られているものは
みな減塩・はちみつ入りだったりして、
ワタクシとしては昔ながらの梅干を
少々懐かしく思ったりしています。
「梅味の酸っぱいスープ」美味しそうです^^
ワタクシもぜひ、作ってみたいと思います!

「美が完全な姿を永遠にとどめるためには、
どこかで「死」や「終わり」が必要なんでしょうね」
美という観点から死を捕える――
バタイユに影響を受けたであろう三島由紀夫の死生観を
ふと思い出しましたv

No title

たしかに安否を気遣っていましたよ!
でも、リアルの世界が充実している証と信じて待っておりました。
私もあんまり更新しなくなったけれど、なんとかやっております。
(充実は…?)
またそろそろとお付き合いくださいませ。
デハ。

Re: No title

葉牡丹様

やはりそうですよね。
お気遣いいただき、本当に申し訳なく思います…(泣)

リアルの世界が充実(リア充というのですか??)
と言えばそうなのでしょう。
「てんやわんや」「てんてこまい」も
ある意味での充実と言えるでしょうから(笑)

こちらこそ、今後もどうぞよろしくお願い致します^^

No title

こんにちは^^
お元気そうで良かったです。
実は私も、ブログは何度休もうと思ったか、分からないです。
マイペースで、した方が良いですね。

梅シロップは、実家の母が毎年必ず作っています。
美味しいですよね。
と言いながら、うちでは滅多に作っていないんですが^^;

私は小さい頃、心臓病だったせいもあって、<死>というものを考えなかった時期がありませんでしたが、人生の半ばを過ぎてくると、<死>はまた違った顔を見せて、生き方を問い直してくるような気がしています。

Re: No title

Ariane様

おはようございます。
コメントありがとうございます!!

ここ2ヶ月は本格的にブログから遠ざかってしまい、
もうやめようかと思った時期もありました(@_@)
しかし踏ん張りました(笑)
Ariane様の仰るように、マイペースが一番ですね。

梅シロップ、実家のお母様が作っていらっしゃるのですね^^
あれは本当に美味しいのですが、
それゆえにあっという間になくなってしまって
何ともはや・・・(^^ゞ

<死>についての考え方は、今思うと様々な変遷がありました。
子供の頃はひたすら死を恐れていたものですが、10代後半になると
三島、谷崎などの影響でしょうか、死を一種の美ととらえる感覚が
心の大半を占めたり・・・
現在は年を取ってきたためか(笑)ふとした瞬間に
「生と死」が表裏一体となって胸に迫って来ることが増えました。

これからまた年を重ねるごとに
<死>に対する新たな考えが浮かび上がってくるのかもしれませんね。


プロフィール

まーさん

Author:まーさん
息子と夫と私、考え方も行動もてんでバラバラな3人で暮らしています(笑)でも仲良しです。
音楽、映画、読書が好き。芸術鑑賞、外国語、旅行も好きです。ゆ~る・じゃぱんでは、日本大好きまーさんが暮らしのに漂う日本の香り・日本文化をゆる~く綴っていきます。

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