処暑に思うこと
本日は、二十四節気の「処暑」にあたります。
「処暑」とは――。
以前ご紹介した『日本の七十二候を楽しむ―旧暦のある暮らし―』
(文 白井明大 絵 有賀一広 東邦出版)には、
「暑さが少しやわらぐころのこと。朝の風や夜の虫の声に、
秋の気配が漂い出します。」
と記載されています。
まーさんの住む地域では、ここ数日、夜になると雷を伴う強い雨が降り、
秋風とは異なる湿った風が、空気をどんよりとさせています。
しかしそれでも確かに、黄味がかった太陽の光や、夜の虫の音に、
少しずつではありますが、秋の気配を感じるようになってきました。
せっかくですから、処暑についてもう少し。
上記の本には、この頃の“旬の行事”として、
○「伊奈の綱火」
茨城県つくばみらい市の祭。空中に張り巡らせた綱の上で、
花火を仕掛けた人形や船を繰って芝居を演じる。
国指定重要無形文化財。八月二十三日、二十四日開催。
○「吉田の火祭り」
富士山のお山じまいの祭。富士山の登山道に松明がともされ、
市中が炎に染まる。
日本三大奇祭の一つ。八月二十六日、二十七日開催。
とありました。
どちらも“火の祭り”、と言えましょう。
火には心を湧き立たせると同時に、鎮めもするという不思議な作用があると、
まーさんは思います。
火を扱える動物は、地球上に人間のみ――。
古来から人間は、火に特別な思い・畏敬の念・神とのつながり等を見出し、
それが祭りという形をとって現代にまで残ってきたのでありましょう。
さらに、同本の“旬の果物”の欄を見ると・・・
「すだち」とあります(^^)
これを見て、まーさんが即座に思い出したのは、
「サンマの塩焼き」(笑)
脂ののったサンマにすだちを絞り、熱いうちにいただく・・・
これぞ日本の秋の楽しみでございます(≧▽≦)
「すだち」は言わずと知れた徳島県の特産物。
実はまーさん家族、来週、四国に旅行をいたしますヽ(^。^)ノ
残念ながら、今回の旅に徳島県は入っていないのですが、もしかしたら空港などで、
すだちを使ったお土産を手に入れることが出来るかもしれません。ちょっと期待です。
ワタクシが四国を訪れるのは、今回で二度目。しかし夫と息子は初めてで、
その意味でとても楽しみにしております。
もちろん、まーさんも楽しみです。四国、何度でも訪れたい場所です。
――そんなことを思い出しつつ、処暑の一日は終わろうとしています。
予告していました、まーさん超訳『平家物語~忠度都落ち~』
いずれ近いうちに、また皆さまにご紹介したいと思います(^^)
超訳を楽しみに応援して下さる方々、本当にありがとうございます!!

黄昏時・・・

にほんブログ村
「処暑」とは――。
以前ご紹介した『日本の七十二候を楽しむ―旧暦のある暮らし―』
(文 白井明大 絵 有賀一広 東邦出版)には、
「暑さが少しやわらぐころのこと。朝の風や夜の虫の声に、
秋の気配が漂い出します。」
と記載されています。
まーさんの住む地域では、ここ数日、夜になると雷を伴う強い雨が降り、
秋風とは異なる湿った風が、空気をどんよりとさせています。
しかしそれでも確かに、黄味がかった太陽の光や、夜の虫の音に、
少しずつではありますが、秋の気配を感じるようになってきました。
せっかくですから、処暑についてもう少し。
上記の本には、この頃の“旬の行事”として、
○「伊奈の綱火」
茨城県つくばみらい市の祭。空中に張り巡らせた綱の上で、
花火を仕掛けた人形や船を繰って芝居を演じる。
国指定重要無形文化財。八月二十三日、二十四日開催。
○「吉田の火祭り」
富士山のお山じまいの祭。富士山の登山道に松明がともされ、
市中が炎に染まる。
日本三大奇祭の一つ。八月二十六日、二十七日開催。
とありました。
どちらも“火の祭り”、と言えましょう。
火には心を湧き立たせると同時に、鎮めもするという不思議な作用があると、
まーさんは思います。
火を扱える動物は、地球上に人間のみ――。
古来から人間は、火に特別な思い・畏敬の念・神とのつながり等を見出し、
それが祭りという形をとって現代にまで残ってきたのでありましょう。
さらに、同本の“旬の果物”の欄を見ると・・・
「すだち」とあります(^^)
これを見て、まーさんが即座に思い出したのは、
「サンマの塩焼き」(笑)
脂ののったサンマにすだちを絞り、熱いうちにいただく・・・
これぞ日本の秋の楽しみでございます(≧▽≦)
「すだち」は言わずと知れた徳島県の特産物。
実はまーさん家族、来週、四国に旅行をいたしますヽ(^。^)ノ
残念ながら、今回の旅に徳島県は入っていないのですが、もしかしたら空港などで、
すだちを使ったお土産を手に入れることが出来るかもしれません。ちょっと期待です。
ワタクシが四国を訪れるのは、今回で二度目。しかし夫と息子は初めてで、
その意味でとても楽しみにしております。
もちろん、まーさんも楽しみです。四国、何度でも訪れたい場所です。
――そんなことを思い出しつつ、処暑の一日は終わろうとしています。
予告していました、まーさん超訳『平家物語~忠度都落ち~』
いずれ近いうちに、また皆さまにご紹介したいと思います(^^)
超訳を楽しみに応援して下さる方々、本当にありがとうございます!!

黄昏時・・・

にほんブログ村

- 関連記事
-
- 「中秋の名月」を前に
- 重陽の節句
- 処暑に思うこと
- 本日はお休みモード・・・
- 涼風至る―会席料理の思い出―
スポンサーサイト