天狗山そしてパリの街
二十四節気における「大雪」の昨日。
まーさん家族は、義母と共に山梨へ旅行いたしました。
目的は、義母の一族で代々信仰している
「天狗山」へのお参りです。
「天狗山」とは一体いかなる場所か。
義母の実家は、日蓮宗総本山身延山のふもとにあります。
そしてその実家近くには、
身延山に住む二体の天狗様・妙法両大善神様が
お祀りされた小高い山があり、これがいわゆる「天狗山」なのです。

くねくねと流れる富士川。そこを見下ろす、うっそうとしたお山。
登って行くと、中腹あたりでしょうか、
お天狗様の祀られたお堂が立てられています。
義母が幼い頃、ここは非常に霊験あらたかな神として盛んに信仰され、
人々は皆このお山でお祈りをし、悩みを相談し、
盛大なお祭りを催してきたそうです。
現在は若者が町を離れ、人口も減少し、
それに伴いお天狗様を信仰する人もまばらになったようですが、
まーさんの夫をはじめ、義母とその家族・親類縁者は、
今も厚い信仰心を持って、このお天狗様にお祈りを捧げております。
昨日は晴天に恵まれ、お山に登るのには最適な一日でした。
山上のお堂までは階段と未舗装の小道が交互に現れ、
中々に急な坂道です。
あまり速く歩くと、ちょっと息が切れます(^-^;


息子は、落ち葉で埋もれた道を前屈みに進みつつ、
様々な形のドングリを拾って、
まーさんにプレゼントしてくれました(笑)



急な階段を登り切ってお堂に到着すると、
まず戸を開けて、中のお掃除をします。
戸の隙間から枯葉が舞い込んでいるので、
それらを掃き清め、ロウソクに火をつけ、
お線香をあげ、義母から順番にお祈りをします。

お堂には太鼓や鉦があり、義母は必ずお題目と共に、太鼓を叩きます。
叩き方には決まりがあり、それは彼女が子供の頃、お山を管理していた
お上人様に教わったものだそうです。
まーさんもその太鼓の音を聞きながら、無心に座っておりました。
すると、眉間の辺りがモワモワして参りまして、体がぐらぐら揺れます。
何やら怪しい現象ですが(汗)これはいつものことでして、
まーさんはすっかり慣れてしまいました。
そして義母や夫に続き、まーさんもお堂の奥にてお祈りをいたしました。
目をつむり手を合わせ、自分の家族や自分自身、友人知人、
そして世界と宇宙(えらい大規模ですが・・・汗)の平穏をお祈りしました。
しかしながら途中、ウチの息子さまが横で邪魔したり、
大声でふざけたりしていたので、
未熟者のまーさんはお祈りに集中できず、祈りの最中
「集中できなくて申し訳ありません・・・」と、お天狗様に謝る始末(苦笑)
そんな調子なので、何かお祈りし忘れたことも
多々あったように思うのですが(◎_◎;)、
ともかく、良い線香の香りが漂う中、心に思うことはほぼ??
お話しできたように感じました。
そしてこれもいつものことですが、ここにお参りしてお祈りをすると、
なぜか温かい気持ちになって涙が流れます。清々しいお山のお堂で、
自分や宇宙と向き合う時、何か自分が大いなるものに守られているような、
あるいは許されているような、不思議な感覚が心に湧いてくるのです。
それが一体何なのか、深くは追及しませんが、
とにかく「ワタクシが宇宙であり、宇宙がワタクシである」というような、
恐れ多い一体感を覚えて、心が動かされることは事実です。

ここに載せました、「天狗山」の写真を見て、皆さまにも何となく、
その雰囲気とまーさんの心の機微が伝わりましたでしょうか?

こうしてお参りを済ませ、近くのドライブインで地場産の大根や
漬物などを買った後、次の目的地へと向かいました。
富士急ハイランドです。
とはいっても、あの!!絶叫マシーンやお化け屋敷に入るためではなく(笑)、
富士急ハイランド入園口外側にて無料開催されている
「リサとガスパール タウン」を見学するためです。
まーさんと息子は、リサとガスパールが大好き^^
ご存じない方のために、ちょっとだけ解説いたしますと、
リサとガスパールとはフランスの絵本『リサとガスパール』シリーズに登場する、
ウサギでも犬でもない架空の生き物のキャラクターで、
パリの小学校に通う7歳くらいの子供達です。
白い方がリサ、黒い方がガスパールで、二人は永遠の友達・大親友。
この二人が繰り広げるやんちゃでおちゃめな日常を描いたのが、
絵本『リサとガスパール』シリーズであります。
「ひゃー やっちゃった!」と言って、いつもとんでもない失敗を繰り広げる
二人のやんちゃぶりが面白くて、まーさんも息子もこの絵本にはハマっています。

そんなわけで、この「リサとガスパール タウン」、
とても楽しみにやってまいりました。
河口湖畔を通り、美しい雪の富士山に見とれつつ車を走らせると、
夕方に富士急ハイランド到着。





リサとガスパールのお土産もたくさん購入し(^-^;
楽しかった富士急「リサとガスパール タウン」を後にして、
夕食は山梨名物「ほうとう」を食べようということになり、
県内に多数展開している有名なほうとうのお店「小作」に向かいました。
お店に入ると靴を脱ぎます。畳の大広間に掘りごたつ形式のテーブル。
足を下におろして座ります。とっても温か。
メニューはほうとうだけでも相当の種類がありますが、
まーさん達は王道の「かぼちゃほうとう」を頼み、
加えてサラダと「わかさぎフライ」も頼みました。そして出て来たのがこちら。


とにかくボリューム満点。お腹もいっぱいになり体も温まって、
大満足の夕食となりました。
こうして、まーさん達は帰途についたのであります。
実はこの日、まーさんは新橋のステキな居酒屋で、
女子会の予定があったのですが、
家族旅行があったので参加できず、
ちょっと残念な気持ちでいました(^^ゞ
しかし「家族とのお参り&リサとガスパールタウン巡り」は
ホントに楽しくて、
お陰様で、爽やかな充実した一日を過ごすことが出来ました。
お天狗様、富士山、リサとガスパール、ほうとう、
この日に出会った全ての人・物、
そして何といっても家族に、感謝感謝です(*^^)v

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まーさん家族は、義母と共に山梨へ旅行いたしました。
目的は、義母の一族で代々信仰している
「天狗山」へのお参りです。
「天狗山」とは一体いかなる場所か。
義母の実家は、日蓮宗総本山身延山のふもとにあります。
そしてその実家近くには、
身延山に住む二体の天狗様・妙法両大善神様が
お祀りされた小高い山があり、これがいわゆる「天狗山」なのです。

くねくねと流れる富士川。そこを見下ろす、うっそうとしたお山。
登って行くと、中腹あたりでしょうか、
お天狗様の祀られたお堂が立てられています。
義母が幼い頃、ここは非常に霊験あらたかな神として盛んに信仰され、
人々は皆このお山でお祈りをし、悩みを相談し、
盛大なお祭りを催してきたそうです。
現在は若者が町を離れ、人口も減少し、
それに伴いお天狗様を信仰する人もまばらになったようですが、
まーさんの夫をはじめ、義母とその家族・親類縁者は、
今も厚い信仰心を持って、このお天狗様にお祈りを捧げております。
昨日は晴天に恵まれ、お山に登るのには最適な一日でした。
山上のお堂までは階段と未舗装の小道が交互に現れ、
中々に急な坂道です。
あまり速く歩くと、ちょっと息が切れます(^-^;


息子は、落ち葉で埋もれた道を前屈みに進みつつ、
様々な形のドングリを拾って、
まーさんにプレゼントしてくれました(笑)



急な階段を登り切ってお堂に到着すると、
まず戸を開けて、中のお掃除をします。
戸の隙間から枯葉が舞い込んでいるので、
それらを掃き清め、ロウソクに火をつけ、
お線香をあげ、義母から順番にお祈りをします。

お堂には太鼓や鉦があり、義母は必ずお題目と共に、太鼓を叩きます。
叩き方には決まりがあり、それは彼女が子供の頃、お山を管理していた
お上人様に教わったものだそうです。
まーさんもその太鼓の音を聞きながら、無心に座っておりました。
すると、眉間の辺りがモワモワして参りまして、体がぐらぐら揺れます。
何やら怪しい現象ですが(汗)これはいつものことでして、
まーさんはすっかり慣れてしまいました。
そして義母や夫に続き、まーさんもお堂の奥にてお祈りをいたしました。
目をつむり手を合わせ、自分の家族や自分自身、友人知人、
そして世界と宇宙(えらい大規模ですが・・・汗)の平穏をお祈りしました。
しかしながら途中、ウチの息子さまが横で邪魔したり、
大声でふざけたりしていたので、
未熟者のまーさんはお祈りに集中できず、祈りの最中
「集中できなくて申し訳ありません・・・」と、お天狗様に謝る始末(苦笑)
そんな調子なので、何かお祈りし忘れたことも
多々あったように思うのですが(◎_◎;)、
ともかく、良い線香の香りが漂う中、心に思うことはほぼ??
お話しできたように感じました。
そしてこれもいつものことですが、ここにお参りしてお祈りをすると、
なぜか温かい気持ちになって涙が流れます。清々しいお山のお堂で、
自分や宇宙と向き合う時、何か自分が大いなるものに守られているような、
あるいは許されているような、不思議な感覚が心に湧いてくるのです。
それが一体何なのか、深くは追及しませんが、
とにかく「ワタクシが宇宙であり、宇宙がワタクシである」というような、
恐れ多い一体感を覚えて、心が動かされることは事実です。

ここに載せました、「天狗山」の写真を見て、皆さまにも何となく、
その雰囲気とまーさんの心の機微が伝わりましたでしょうか?

こうしてお参りを済ませ、近くのドライブインで地場産の大根や
漬物などを買った後、次の目的地へと向かいました。
富士急ハイランドです。
とはいっても、あの!!絶叫マシーンやお化け屋敷に入るためではなく(笑)、
富士急ハイランド入園口外側にて無料開催されている
「リサとガスパール タウン」を見学するためです。
まーさんと息子は、リサとガスパールが大好き^^
ご存じない方のために、ちょっとだけ解説いたしますと、
リサとガスパールとはフランスの絵本『リサとガスパール』シリーズに登場する、
ウサギでも犬でもない架空の生き物のキャラクターで、
パリの小学校に通う7歳くらいの子供達です。
白い方がリサ、黒い方がガスパールで、二人は永遠の友達・大親友。
この二人が繰り広げるやんちゃでおちゃめな日常を描いたのが、
絵本『リサとガスパール』シリーズであります。
「ひゃー やっちゃった!」と言って、いつもとんでもない失敗を繰り広げる
二人のやんちゃぶりが面白くて、まーさんも息子もこの絵本にはハマっています。

そんなわけで、この「リサとガスパール タウン」、
とても楽しみにやってまいりました。
河口湖畔を通り、美しい雪の富士山に見とれつつ車を走らせると、
夕方に富士急ハイランド到着。





リサとガスパールのお土産もたくさん購入し(^-^;
楽しかった富士急「リサとガスパール タウン」を後にして、
夕食は山梨名物「ほうとう」を食べようということになり、
県内に多数展開している有名なほうとうのお店「小作」に向かいました。
お店に入ると靴を脱ぎます。畳の大広間に掘りごたつ形式のテーブル。
足を下におろして座ります。とっても温か。
メニューはほうとうだけでも相当の種類がありますが、
まーさん達は王道の「かぼちゃほうとう」を頼み、
加えてサラダと「わかさぎフライ」も頼みました。そして出て来たのがこちら。


とにかくボリューム満点。お腹もいっぱいになり体も温まって、
大満足の夕食となりました。
こうして、まーさん達は帰途についたのであります。
実はこの日、まーさんは新橋のステキな居酒屋で、
女子会の予定があったのですが、
家族旅行があったので参加できず、
ちょっと残念な気持ちでいました(^^ゞ
しかし「家族とのお参り&リサとガスパールタウン巡り」は
ホントに楽しくて、
お陰様で、爽やかな充実した一日を過ごすことが出来ました。
お天狗様、富士山、リサとガスパール、ほうとう、
この日に出会った全ての人・物、
そして何といっても家族に、感謝感謝です(*^^)v

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